【コードブルーに出てくるフライトナースになるには?】

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フライトナースとは?

ドクターヘリに搭乗する看護師をフライトナースといいます。

ヘリコプターゆえ、ドクターヘリに搭乗出来る人数は限られています。

その為、フライトナースには医師のサポートだけでなく、使用機材の点検、情報収集、医療機関への情報提供なども行わなければなりません。

フライトナースには高い医療技術だけでなく救急看護の豊富な経験や状況判断力なども求められています。

なぜなら、わずかな情報と限られた医療器具で、スピーディーに救命処置を行うという、とても難易度が高い仕事だからです。

病院看護師であれば、病院に医療設備が整っているので、たとえ患者さんの状態が急変したとしても適切な処置を行うことができますが、ドクターヘリが出動する現場は屋外であることが多いです。

また、患者さんの情報に関しても「意識不明」・「交通事故」などのわずかな情報しかないこともあるんです。

このような状況で、適切な救命処置を行わなければならないフライトナースになれるのは、ごく僅かな選ばれしナース。

ちなみに、フライトナースには女性だけでなく、男性もいます。

 

フライトナースの仕事内容とは?

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フライトナースと言っても、毎日ドクターヘリに乗っているわけではありません。

フライトナースは、ドクターヘリを保有する病院の、救急救命センターに所属する救急看護師です。

病院によって人数は異なりますが、ドクターヘリを保有する病院には、平均して10名前後のフライトナースがいます。

その為、フライト担当の日はシフトで決まっているのです。

また、フライト担当の日でもドクターヘリの出動要請がなければ、ドクターヘリには乗りません。

そのため、1日に4回ドクターヘリで出動する日もあれば、1週間で一度もドクターヘリに乗らない場合もあります。

フライト担当でない日は、ほかの救急看護師と同じように、ナース服を着て救急外来などで勤務しています。

フライトナースと聞くと、毎日空を飛びまわっているイメージがあるかもしれませんが、院内の救命看護師としての勤務時間のほうが長いんですよ。

ドクターヘリの出動要請があった際にすぐに出発できるように、フライト担当の日は、ナース服ではなく、フライト用の作業着である青い「フライトスーツ」を着用します。

また、フライト用の医療器具や医薬品などを事前に準備しておくのも重要な仕事。

フライト担当の日は、ドクターヘリの出動要請があったら、すぐに院内での仕事を止め、急いでドクターヘリがあるヘリポートへと向かいます。

ドクターヘリの出動要請から離陸までは平均3分程度で、とても短いので、迅速な行動が求められています。

離陸後は、機内で情報収集をおこない、適切な医療器具の準備をします。

ドクターヘリが現場に着いたら、フライトドクターとともに、急いで患者さんのもとに駆けつけ、声をかけながら救命処置や治療にあたります。

主に、フライトドクターの介助、静脈路確保、患者さんおよび家族のケアなどを行い、救命処置が無事に終わったら、患者さんの様子を看護記録に記載し、患者さんを病院に搬送するための準備をしていきます。

その後、患者さんの容態に合った適切な病院へと、ドクターヘリで搬送します。

病院へ搬送する間も、患者さんの意識の確認やバイタルサインの測定をするなど、患者さんにつきっきりで看護を行います。

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フライトナースになるには?

ドラマの影響もあり、関心が高くなっているフライトナースですが、なるのは容易ではありません。

フライトナースになるには、主に以下の2つの条件を満たす必要があります。

「フライトナースになるための経験や資格を有すること」・「ドクターヘリを所有している病院に勤務していること」。

フライトナースになるには、救急看護師としての豊富な経験と、救急に関する資格を取得しておく必要があります。

①看護師経験5年以上かつ救急看護師経験3年以上の経験(もしくは同等の能力)があり、リーダーシップがとれる事。

②救急に関する資格である「ACLSプロバイダー」および「JPTECプロバイダー」の資格(もしくは同等の知識・技術)を取得する事。

③第三級陸上特殊無線技士の資格を取得する事。

④日本航空医療学会が主催するドクターヘリ講習会を受講する事。

ACLS(二次救命処置)プロバイダーとは、教育訓練を受けた看護師・救命救急士などが、医師の指導のもとにおこなう心肺蘇生法を実践できる資格のことです。

JPTECプロバイダーとは、患者さんの外傷致死を防ぐために、病院前外傷に対する救命処置を実践できる人に与えられる資格のことです。

三級陸上特殊無線技士とは、ドクターヘリのスタッフや消防や警察との連絡に使う無線を扱うための資格です。

救急現場では無線を使って情報のやりとりを行うため、必須の資格となっています。

ドクターヘリ講習会では、2日間かけてドクターヘリについての講義とディスカッションが行われます。

また、何と言っても、フライトナースになるには、ドクターヘリを所有している病院に勤務していなければなりません。

しかし、ドクターヘリを所有している病院はとても数が少なく、全国で38道府県の病院だけなんです。

その為、フライトナースの募集をするときは、基本的に病院内で募集され、募集をすると希望者が殺到します。

希望者は救急看護の経験を積んでいる優秀な看護師ばかりですから、その中を勝ち抜いてフライトナースになるのはほんと狭き門なんですね。

パターンは2通り。

①ドクターヘリを所有する病院に転職をして、救命看護師としてのキャリアを積んでチャンスに備える方法。

②救命看護師としてのキャリアを別の病院で積んでから、ドクターヘリを所有する病院に転職する方法です。

ドクターヘリには、看護師が一人しかいません。

よって、患者さんを助けるには、フライトナースが救急看護の知識やスキルを活用することが重要なんですね。

 

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